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企業が人材派遣を行うメリット

雇用契約を結ぶ会社と働く会社が異なる人材派遣。近年では、正社員以外に派遣された社員を採用する企業が増えています。人材派遣料金は直接雇用した従業員に比べると高い傾向にありますが、採用や育成にかかるコストや業務量の変動に合わせて人員を調整するコストがかからないため、長い目で見れば費用を安く済ませることができます。外注費として含まれるため、固定費を削減するという財務上のメリットもあります。突然退職者や休職者が出るなどした場合も、人材派遣を利用すれば簡単に人員を調達できます。社員を異動させることなく人材を確保できるため、部署に負担をかけることもありません。社員が減る特定の期間のみといった限定された期間での採用も可能です。派遣社員を採用することにより、自社の問題に気がつくきっかけともなります。派遣会社の営業部は、派遣社員からヒアリングした課題や問題点を派遣先企業にフィードバックしてくれます。社内ではわからなかったことも、外部から見れば気がつくこともあるのです。

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